関西大学化学生命工学部食品栄養化学研究室です。卒業研究の場、あるいは大学院進学先として当研究室を考えている方は参考にしてください。また、企業等の方で、共同研究を考えていただける方も募集しています。
平成26年4月1日から、食品工学研究室は、福永健治教授と細見亮太准教授の運営する食品化学研究室と、吉田宗弘教授の運営する栄養化学研究室に分かれましたが、令和5年4月から、食品栄養化学研究室に再統合しました。これは令和5年度をもって吉田宗弘教授が定年退任することを見据えたものです。
理工系第4実験棟の2F、3F、および第3実験棟の1Fに実験室、学生居室、教員個室があります。また、長年の懸案であった動物飼育室を2014年秋に設置し、他大学に出かけなくても動物栄養試験を行えるようになりました。
食品栄養化学研究室は生体試料や食品中に含まれる様々な化学成分の精密な定量分析を行っています。主な分析機器として、GC、GC−MS、HPLC、原子吸光光度計、ICPMSを所有しており、とくに脂質成分と微量元素の定量分析を日常的に行っています。このような生物試料の定量分析は、社会人になってからも必要な技術です。
食品栄養化学研究室では、定量分析技術の習得、動物栄養試験法の基本手技、実験データの統計的解析を重視した指導を行っており、卒業生は様々な分析機関、教育機関、食品・化学・製薬メーカーなどで活躍しています。また、研究テーマのページに示す業績には多くの4年生と大学院生の名前の入った論文が並んでおり、卒業研究と修士論文の多くを論文として発表していることがわかると思います。
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新たな論文の発表などをお知らせします。研究室全般の近況については「研究室の近況」をみてください。
研究室の場所(地図はクリックすると拡大されます)
関西大学千里山キャンパス理工系第四実験棟(〒564-8680 吹田市山手町3-3-35)
(関大前駅南口(梅田側出口)の改札(地下)を出て左側の階段を上がると、関西大学の南門が目の前に出現します。門をくぐり、階段を十段ほど上がるとエスカレーターがありますので、登りきってください(休日と18時半以降は止まっています)。登りきったらやや左にまっすぐ進み、突き当たったら右にまがり、左に樹木帯をみながらひたすら進んでください。進みきったほぼ終点の左側に第4実験棟があります。この実験棟の2階に旧栄養化学研究室(吉田)、3階に旧食品化学研究室(福永・細見)があります。
Google earthでの 関西大学 理工系第四実験棟
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