子供の時から昆虫が大好きでした。大学でも昆虫関係の学科を第一志望にしたのですが見事に振られてしまいました。その後、医学部公衆衛生学教室で環境関連の仕事をしたことをきっかけにチョウを用いた自然環境評価の仕事に顔をつっこむようになりました。
今は忙しくて調査に出かける時間が確保できませんが、細々でもいいので続けていきたいと思っています。
なお、昆虫に関しては、ハチ刺されとアレルギー、昆虫食に関しても研究結果があります。
業績(最近のものが少ないのでここだけは古いものも示しています)
著書
吉田宗弘:地球環境問題の基礎と社会的課題(木庭元晴編著)、永野正弘、吉田宗弘、竹下 賢、笹倉淳史、小田信子、喜田久美子(共著)、古今書院、「日本の自然環境の人為的変化とチョウによる評価」75-93 (2009). Purchase
吉田宗弘:ヒト社会と環境-ヒトは環境とどのように向き合ってきたか-(吉田宗弘編著)、武田義明、木庭元晴、竹下 賢、小田信子、喜田久美子(共著)、古今書院、編集および「ヒト社会は環境にどのような影響を与えてきたか」1-24、「ヒトと小動物:ヒトの活動によるチョウの分布の変化」47-62 (2015).
原著
小野聡子、吉田宗弘、中園直樹:養蜂家のハチ刺されとハチ特異抗体保有状況、環動昆、8 (3)、148-153 (1997). Full text
T. Ono, M. Yoshida, N. Nakazono: Immunologic Reactivity on One Year Follow-Up of Subjects without Allergy to Hymenoptera Stings, Asian Pacific Journal of Allergy and Immunology, 15 (2), 81-88 (1997). Abstract (Full textへのリンクあり)
小野聡子、吉田宗弘、中園直樹:ハチ刺傷5例における特異的IgE抗体価の2年間の推移、アレルギー、46 (11)、1163-1169 (1997). Full text
吉田宗弘:チョウ類群集による大阪近郊住宅地の環境評価、環動昆、8 (4)、198-207 (1997). Full text
T. Ono, M. Yoshida, N. Nakazono: Hymenoptera Stings and Serum Venom-specific IgE in Japanese Pest-control Operators, Environmental Health and Preventive Medicine, 2 (4), 172-176 (1998). Abstract (Full textへのリンクあり)
吉田宗弘、安藤達彦:赤坂御用地のチョウ類群集、環動昆、13 (3)、143-147 (2002). Full text
吉田宗弘、平野裕也、高波雄介:東京都武蔵野地域の都市公園のチョウ類群集、環動昆、15 (1)、1-12 (2004). Full text
竹中 健、野津晃司、吉田宗弘:チョウ類群集を指標に用いた神戸市内保養地の里山環境の評価、環動昆、15 (2)、119-130 (2004). Full text
吉田宗弘・大澤 司・林 佳奈子・奥本 碧・細見亮太・福永健治:可食性昆虫類における脂肪酸の組成とその由来、環動昆、32 (1), 9-15 (2021)Full text
解説・総説・紀要
吉田宗弘:都市環境とチョウ、臨床栄養、82 (2)、122 (1993).
吉田宗弘:セミの抜け殻を用いた都市環境評価の試み.1.大阪近郊の複数の大学構内における抜け殻の分布と植栽樹木の関連、大阪国際大学紀要国際論叢、10 (1/2)、93-103 (1996).
吉田宗弘:パーソナルコンピュータを用いたランドサット衛星データからの都市緑地面積の算定、大阪国際大学紀要国際論叢、11 (1/2)、137-144 (1997).
吉田宗弘:北河内地域の都市近郊住宅地における1996年と1997年のチョウ類群集と環境評価、関西大学工学会誌 工学と技術、11 (4)、69-75 (1998). Full text
吉田宗弘:トランセクト調査で目撃するチョウと日常生活で目撃するチョウの比較、昆虫と自然、34 (4)、31-33、および34 (6)、27-30 (1999).
吉田宗弘、岸 教介:日本における昆虫食の分布と栄養価、食生活研究、20 (3)、12-18 (1999).
吉田宗弘:セミの分布による都市環境の評価、技苑、103、47-50 (2000). Full text
吉田宗弘:害虫防除作業者の健康問題、環動昆、11 (2)、83-90 (2000). Full text
吉田宗弘、山田幸子:対談:昆虫食と食文化、食生活研究、21 (2)、18-24、および21 (3)、12-18 (2000).
吉田宗弘:害虫防除作業にともなう健康リスク、環境管理技術、18 (5)、227-237 (2000).
吉田宗弘:チョウのトランセクト調査と環境評価、昆虫と自然、35 (14)、2-3 (2000).
吉田宗弘:京都市桂川河川敷のチョウ類群集.河川敷と都市近郊住宅地のチョウ類群集の比較、関西大学工学会誌 工学と技術、14 (4)、29-35 (2001). Full text
吉田宗弘:都市環境指標としてのチョウ類群集の問題点、環動昆、13 (2)、87-92 (2002). Full text
吉田宗弘:チョウ類群集を指標にした都市環境評価のこころみ、環動昆、15 (3)、179-187 (2004). Full text
吉田宗弘:千里山キャンパスに自然はあるのか−真のエコキャンパスの条件、書評、127、18-35 (2007). Full text
吉田宗弘:緊急提言.消失した里山につくられるオープンスペース(千里山北広場)とエコキャンパス、書評、128、30-35 (2007). Full text
吉田宗弘:関西大学生がCOP10に参加しました − 参加までのプロセスと参加の意義 −、書評、135、50-54 (2011). Full text
吉田宗弘:大学キャンパスの昆虫相(5).関西大学千里山キャンパス、昆虫と自然、46 (7)、26-28 (2011).
吉田宗弘:チョウの分布からみた高槻キャンパスの自然環境.書評、139, 30-37 (2013). Full text
吉田宗弘:チョウの分布からみた関西大学キャンパスの自然環境の変化.書評、141, 24-31 (2014). Full text
吉田宗弘:食べたことがありますか? 「昆虫食」の世界を探る.栄養と料理、82 (8)、86-90 (2016).
吉田宗弘:チョウ類を対象にしたトランセクト調査にもとづく都市周辺の環境評価、環動昆、30、15-24 (2019).
吉田宗弘:昆虫食(1):聖書とファーブル昆虫記.日本食品安全協会会誌,19(1),46–53(2024)
吉田宗弘:昆虫食(2):日本における昆虫食の歴史と現状-イナゴと蜂の子.日本食品安全協会会誌,19(2),128–140(2024)
吉田宗弘:昆虫食(3):伝統とニューウェーブ.食品安全協会会誌,19(3),218–230(2024)