研究室の近況」カテゴリーアーカイブ

17th International Conference and Exhibition on Nutraceuticals and Functional Foodsでの発表

2025年9月14-17日に掲題の学会がベトナムのホーチミンで開催されました。D1生の薗田君がポスター発表しました。

S. Sonoda, R. Hosomi, I. Iwata, T. Takahashi, N. Kadotani, K. Kuroki, Y. Murakami, and K. Fukunaga. Effects of Hydrolysates Derived from Horse Mackerel (Trachurus japonicus) By-products on Serum Lipid Contents in Mice.

第63回日本油化学会年会

2025年9月3日から5日まで掲題の学会が信州大学で開催されました。D1薗田さん、M2上坂さん、B4東坂さんが以下のタイトルで発表を行いました。福永先生が受賞講演を行いました。おめでとうございます。また東坂さんはポスター賞を受賞しました。こちらもおめでとうございます。

上坂彩乃, 杉本光輝, 費紀遥, 真鍋祐樹, 細見亮太, 菅原達也, 福永健治.ホタテガイ内臓由来セラミド2-アミノエチルホスホン酸がアトピー性皮膚炎モデルマウスの皮膚バリア機能に及ぼす影響.

東坂音羽, 杉本光輝, 上坂彩乃, 糸乗前, 細見亮太, 福永健治.ホタテガイ由来セラミド2-アミノエチルホスホン酸の摂取はKK-Ayマウスのコレステロール代謝を改善する.

薗田峻輔, 杉本光輝, 下埜敬紀, 神田靖士, 細見亮太, 福永健治.エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸エチルエステルの給餌がラットの盲腸内細菌叢およびその代謝物に及ぼす影響.

福永健治:水産油脂の栄養機能に関する研究

日本食品保蔵科学会 第74回大会

2025年6月28-29日に掲題の学会(東京農業大学 北海道オホーツクキャンパス)で口頭発表しました。発表の演題名は次のとおりです。

RNAシークエンス解析による氷温保存時での 収穫後ホウレンソウの呈味向上機構探索
川端柊・細見亮太・福永健治

第42回日本微量栄養素学会

6月21日に第42回日本微量栄養素学会が開催され、次の3つの演題を発表しました。

亜麻仁たんぱく質に脂質代謝改善効果はあるのか
吉田宗弘,李 瀅泓,細見亮太,福永健治

カキ肉エキスの給餌はマウスの遠位回腸における杯細胞数を増加させる
薗田峻輔,石田達也,松井博之,松田芳和,細見亮太,吉田宗弘,福永健治

ムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)由来セラミド2−アミノエチルホ スホン酸の化学構造解析
大沼菜緒,杉本光輝 , 上坂彩乃 , 細見亮太, 福永健治

次年度の本学会の会頭は福永先生です。

福永教授が日本油化学会賞を受賞しました

受賞タイトル:水産油脂の栄養機能に関する研究

<授賞理由> 未利用水産資源に着目した本研究は、油化学の発展に新たな視点をもたらす重要な成果である。特に、高度不飽和脂肪酸およびそのグリセロリン脂質の有用性を解明し、がんや脂質代謝異常の改善効果を実証したことは、油化学の基礎研究のみならず、栄養機能の向上や産業応用の可能性を大きく広げるものである。その社会的意義は高く、ヒトの健康寿命延伸への貢献も期待される。 さらに、本研究は新規脂質の合成に加え、パイロットプラント規模での抽出・精製技術の確立に至り、経済性や持続可能な開発目標(SDGs)の視点からも、実用化へ向けた極めて広範な研究成果を示した。これらの成果は、油化学および油化学工業の発展に顕著な影響を与えるものであり、その卓越した貢献を高く評価し、ここに学会賞を授与することとした。

第40回氷温研究全国大会での発表

2024年11月21日に掲題の学会が米子コンベンションセンターで開催されました。M1の川端さんが以下のタイトルで発表を行いました。また学生さん3人には会場設営などのアルバイトを行ってもらいました。

川端 柊・細見亮太・福間康文・福永健治:氷温を利用した収穫後ホウレンソウの呈味成分濃度の向上効果


第36回 日本環境動物昆虫学会を開催

 第36回日本環境動物昆虫学会の学術集会を11月16日と17日に関西大学千里山キャンパスにおいて、吉田宗弘名誉教授が大会長(実行委員会委員長)となって開催しました。研究室からの発表はありませんでしたが、福永健治教授が実行委員、大学院生4名がアルバイトとして協力しました。2日目の午後には市民公開シンポジウム開催し、多数の方に参加いただきました。