今年も年賀状を送れていません。とりあえず作成した賀状をアップさせていただきます。今年もよろしくお願いします。
投稿者「MUNEHIRO YOSHIDA」のアーカイブ
オランダ・ドイツ出張
10月30日から11月7日まで、オランダのライデン、ドイツのギーセンとポツダムに出張してきました。ライデンはシーボルトの足跡を訪ねるのが主目的で、自然史博物館やシーボルト記念館などに行きました。
一方、ギーセンとポツダムは大学の国際間交流を進展させることが出張の目的であり、ギーセン大学とポツダム大学に行きました。ギーセン大学は2年前にも訪問しており、この間に懸案であった修士課程におけるDD(ダブルリグリー)制度も構築できました。また、ギーセン大学では、同じく2年前に訪問したスウェーデンのリンショーピン大学のメンバーも招き、DD制度構築に向けた話し合いを進展させました。ポツダム大学は今回が初めての訪問でしたが、Nutritional Scienceの分野においてe-learningのシステムが構築されつつあり、MOOKやCOILのコンテンツが作成されていました。
ライデン市内風景 シーボルトが日本から連れ帰った愛犬の剥製
ギーセン駅 ミーティング風景(壁の肖像画が凄い)
ギーセン大学にはレントゲンが教授を務めていた 化学の講義室(教卓横で模擬実験ができます)
ポツダム大学は世界遺産サンスーシの中にあります
バンコクでのISST2015
第26回日本微量元素学会に参加しました。
大学院修了式・謝恩会
2014年度学部卒業式
3月20日、2014年度の卒業式が挙行され、栄養化学・食品化学研究室に配属されていた4年性も全員が無事に卒業しました。当日は天気も良く、暖かであり、穏やかな卒業式になりました。社会人になっても機会があれば研究室を訪問してください。
なお、関西大学理工学会の会報133号(卒業生号)の巻頭言に卒業生を送る言葉を述べております。偉そうなことを書いておりますがお読みいただければ幸いです。(青字の巻頭言をクリックすると読むことができます)
2014年度卒業研究・修士論文・修士中間報告発表会
2015年2月19日に修士論文発表会、23日に栄養化学研究室の卒業研究発表会、24日に食品化学研究室の卒業研究発表会、同じく24日に修士中間報告発表会が開催されました。何とか無事(?)に終了しました。皆さんどうもご苦労様でした。
なお、各発表のタイトルは次のとおりです。
栄養化学研究室
– 卒業研究 –
岸本 眸 日本人足爪セレン濃度の研究
小森 恵子 低鉄状態のラットにおけるマンガンの臓器蓄積
重田 怜於奈 ランタンが飼料中リンの吸収に及ぼす影響:人工消化試験による評価
中島 恵美 昆布だしを用いた調理における食材へのヨウ素の移行
廣瀬 侑太郎 セレン曝露によるシロイヌナズナの生育阻害と遺伝子発現量の変化
藤森 みさき 高クロム含有食品の探索:産地と加工の影響
古川 ゆかり 高ヨウ素飼料の人工消化試験
宮井 貴子 過剰の銅を投与したラットの臓器中微量元素濃度
山口 久美子 牡蠣肉エキス投与によるラット肝臓脂質濃度の減少
佐々木 義人 昆虫と植物の脂肪酸組成の比較
康 真衣 植物の発芽に及ぼすセレン曝露の影響
– 修士中間報告 –
高井 彩帆 亜鉛の過不足によるカイワレダイコンの遺伝子発現量の変化
西村 直恭 醗酵黒大豆飲料投与によるラットの血清および肝臓脂質濃度の変化
– 修士論文 –
崔 懿 マグロ血合肉中のセレンの栄養有効性
斉 悦 マンガンの給源としての茶の意義:含有量と栄養有効性
野口 伸之助 亜鉛過剰ラットに対する酵母投与の影響
六釜 安祐実 昆布に含まれるヨウ素の栄養的評価
山川 裕久 クエン酸鉄大量投与によるラット臓器への鉄の蓄積
食品化学研究室
– 卒業研究 –
原田 真美 加熱したカビ胞子の損傷評価と特性
田丸 賢太郎 高脂肪餌料におけるヘモグロビン給餌がラット血清と肝臓脂質成分に及ぼす影響
瀬口 友理 高脂肪餌料における魚肉たんぱく質給餌がラット血清と肝臓脂質成分に及ぼす影響
田中 淳 菜種を酵素原とした機能性リン脂質の合成
前田 謙郎 部分加水分解リン脂質の給餌がラットの血清および肝臓脂質成分に及ぼす影響
小松 聖汰 部分加水分解リン脂質の給餌がラットの臓器脂肪酸組成に及ぼす影響
佐藤 達貴 かき肉残渣脂質抽出物投与によるットの血清および肝臓脂質成分に及ぼす影響
岡持 祥太 すり身中の重合リン酸塩がカルシウム可溶化に及ぼす影響
難波江 史恵 ナノ窒素海水ジェルアイス貯蔵のマアジ鮮度保持効果の影響
山本 夏穂 氷温熟成処理が豚肉の脂質および呈味成分に及ぼす影響
岡田 舞子 ナシ属植物の葉および枝の脂肪酸組成の季節変動
– 修士中間報告 –
戸田 裕子 魚肉たんぱく質がⅡ型糖尿病モデルマウスの脂質代謝に及ぼす影響
光井 萌 魚肉たんぱく質給餌によるラットの血糖値上昇抑制効果
宮内 一匡 部分加水分解リン脂質の給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響
– 修士論文 –
須田 理子 カルシウムの体内利用に及ぼすたんぱく質およびリン給餌の影響
大塚 錬 豚由来ヘモグロビンの給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響
A HAPPY NEW YEAR 2015
第26回日本環境動物昆虫学会
第24回日本健康医学会
理事と編集委員長を務めている日本健康医学会の年次大会が11月22日に東京お台場にある日航ホテル東京で開催されました。午後から大学で会議があったため、前日の理事会と学会当日午前中の一般講演座長のみの慌ただしい参加となりました。
日本健康医学会は、当初は会員数も少なく、大会での研究発表や会誌への投稿がきわめて少なくて苦労していましたが、最近では大会での発表数、会誌への投稿数がかなり増えています。看護系の方々の参加がきわめて多いためですが、食品栄養系の研究者の参加を増やすことによって、私たちの研究室の研究発表の場としても活用できると考えています(下の写真は会場となった日航ホテル東京とホテルへの交通手段である”ゆりかもめ”です)。
お台場周辺の土地は、埋め立てによって造成されたものであり、かつては夢の島と呼ばれるゴミ捨て場でした。現在は、様々な建造物が存在するきわめて人工的な空間となっています。私の趣味にはまったく合わない街で、理事会のために夜に着いた時は気分が悪くなりました。東京が異次元の街であることが実感出来る場所です。