11月の6日と7日に西東京市にある武蔵野大学(中央線三鷹駅からバスで約10分)で開催された第4回メタロミクス研究会に参加してきました。大学院生の発表が多く、新たな知識も増えました。次年度の卒業研究のヒントも浮かんできました。
次の演題で久しぶりに一般講演もしてきました。
吉田宗弘、六釜安祐実:高ヨウ素飼料を投与したラットの組織中ヨウ素濃度.ヨウ化カリウム投与と昆布投与の比較
8月18日から21日まで台湾高雄市の正修科学技術大学に行ってきました。関西大学、正修科学技術大学、タイのチュラロンコン大学とタマサート大学、およびマレーシア科学大学の理工系大学院は合同でシンポジウムを開催しており、今回は9回目でした。関西大学からは教員と学生が合計60名以上参加しました。
関西大学の大学院生の多くは、これが初めての国際シンポジウムの発表でした。ポスター発表であっても2分間は聴衆の前で英語での講演が要求されており、ほとんどの人は緊張した表情で発表していました。グローバル化の一環として毎年実施している国際シンポジウムですが、今回は正修科学技術大学の先生方のおかげで非常に充実した催しでした。
(左)来年、シンポジウムを開催するタイのチュラロンコン大学へシンポジウムの旗が受け継がれました。
(右)バンケットでは正修科学技術大学の学生たちが様々なダンスをしてくれました。
下の写真の右側は高雄の港の夜景
JMOOC (Japan Massive Open Online Courses: 日本の多くの開かれたインターネット上の大学講座)のサイトであるgaccoに関西大学化学生命工学部がコンテンツを提供することになりました。実際の講義は、化学物質工学科の上田正人先生、石川正司先生、岩﨑泰彦先生、生命生物工学科の河原秀久先生にしていただくのですが、学部長という立場であるために、PV (Promotion Video) において進行役を担当することになりました。その撮影が、先ほど学部長室で無事に終了しました。中身となる4つの講義は「安心できる未来の鍵を握る金属材料・無機材料」「分子を設計する・分子レベルで考える蓄電技術でエネルギー問題へ挑戦」「化学の力で先端医療を支える」「多彩な生命科学・基礎と応用」です。インターネット上での公開は今年の秋になります。講義は申し込み制ですが、PVは誰でも見ることができます。今は「準備中」となっていますが、秋にはPVの中で進行役を務める私の姿をご覧いただけると思います。興味ある方はここをクリックしてください。