投稿者「RYOTA HOSOMI」のアーカイブ

第六回低温・氷温研究会での研究発表

2018年3月3日に米子市で開催された第六回低温・氷温研究会において、4題の研究発表を行いました。この中で、「氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響」という演題を発表した福田君に優秀発表賞が与えられました。おめでとうございます。

○福田雄一、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響

○池田祐生、細見亮太、吉田宗弘、福永健治:熟成方法の違いによる牛肉中の微生物群集の比較

○古川英和、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:冷凍水産物の超氷温ジェルアイスを用いた解凍後の脂質過酸化指標の評価

○杉本光輝、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:長期熟成牛肉中の呈味成分および脂質過酸化指標の変化

2017年度卒業研究・修士論文・修士中間報告発表会

2018年2月16日に修士論文発表会、19-20日に卒業研究発表会、同じく20日に修士中間報告発表会が開催されました。皆さんどうも一年間ご苦労様でした。
卒業および修了する学生さん、これから社会で活躍されることを期待しております。

★栄養化学研究室☆
– 卒業研究 –
佐藤 盾太 エネルギー分散型蛍光X線分析装置を用いた食品中微量元素の定量
吉川采也加 老齢ラットの臓器中微量元素濃度
山岡 彩  鉄源としてのスクロオキシ水酸化鉄の有効性
西浦 駿将 スクロオキシ水酸化鉄を大量投与したラットの臓器中鉄濃度
山口 由貴 低マンガン食摂取がマンガン含有酵素活性に及ぼす影響
生野 淳大 ラットにおける乳糖摂取がカルシウム吸収に及ぼす影響
永松 秀麻 とろろ昆布摂取後の尿中ヨウ素排泄

– 修士中間報告 –
大津 浩平 カイワレダイコンスプラウトにおいてセレン曝露に伴って生成する化合物の検索

– 修士論文 –
由上 文子 鉄摂取量が成長期ラットの鉄吸収メカニズムに与える影響

☆食品化学研究室★
– 卒業研究 –
北浦 大樹 エネルギー分散型X線分析を用いた油脂中のリン脂質の定量方法の検討
中井 美裕 ホタテ油脂の細菌復帰突然変異試験による安全性評価
諏訪さやか ホタテ油脂のマウスを用いた赤血球小核試験による安全性評価
森下 和英 ホタテ貝副次産物を原料とした脂質のラットを用いた安全性評価
槌谷 佳純 ホタテ油脂の給餌がラットの血清及び血球の脂肪酸組成に及ぼす影響
杉本 光輝 ホタテ油脂の給餌がラットの血清及び肝臓脂質含量に及ぼす影響
永石 彩音 イコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸エチルエステルの給餌が            ラットのステロイド代謝に及ぼす影響
鈴置 尚平 マウス大腸癌病変の発現におよぼすマグロ血合い肉給餌の影響
菊  裕亮 アカモク及びメカブ由来フコイダンの摂取によるラットの盲腸ステロイド及び         短鎖脂肪酸組成に及ぼす影響
矢上 舞  白身魚および赤身魚肉由来タンパクの加熱、非加熱時における消化性、            消化酵素阻害活性の比較
安田 鼓都 重合度の異なるリン酸塩含有餌料の人工消化によるカルシウム可溶性の変化
小林しのぶ 重合リン酸塩の摂取がラットのカルシウム及びリンの出納に及ぼす影響
岩倉 新菜 亜セレン酸およびセレノメチオニン曝露によるシロイヌナズナ                (Arabidopsis thaliana)の発現遺伝子の網羅的解析
青木 千周 氷温熟成下における牛肉のアミノ酸および核酸濃度の変化
井上祥一郎 氷温熟成牛肉の脂肪酸組成の比較
藤原 大輔 熟成方法の違いによる牛肉の脂質過酸化指標および一般生菌数に及ぼす影響
古川 英和 冷凍水産物の超氷温ジェルアイスを用いた解凍後の脂質過酸化指標の評価
益本 英幸 加味逍遙散・補中益気湯・女神散・温経湯・加味帰脾湯を用いたRAW264細胞・        骨粗鬆症モデルマウスの破骨細胞に及ぼす骨吸収能の変化の評価

– 修士中間報告 –
池田 祐生 肥満/Ⅱ型糖尿病ob/obマウスの盲腸細菌叢および脂質代謝に与える魚肉由来         タンパク質摂取の影響
谷﨑 俊文 ホタテ副次産物を原料とした食品規格を満たす油脂の開発
大塚 政志 無機及び有機セレン化合物曝露シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)における        セレン代謝物の同定
福田 雄一 氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響

– 修士論文 –
中澤知奈美 重合度の異なるリン酸塩の摂取が腎石灰化およびカルシウム、リン出納に与える        影響
松堂 杏菜 摂取脂肪酸の相違がラットの盲腸内細菌叢、ステロイドおよび短鎖脂肪酸組成に        及ぼす影響

オイル製造プロセス工場での研究

2017年10月末から12月9日まで、食品化学研の谷﨑君と杉本君が、函館に新設されたオイル製造プロセス実証試験に参加して、工場製造ラインの立ち上げに尽力しました。
もう少し暖かい季節であればよかったのですが、最高気温がマイナスで学生二人にはかなり堪えたようです。
しかし、製造プロセス実証試験に関わったことで、見違えるように成長しました。

これから、本研究室での研究活動に活かして、良い結果を出してくれると期待しております。

飛行機から見た函館市

函館の様子(12月)

朝市での海鮮丼

これからもよろしくお願いします。

2017年度生命科学系学会合同年次大会での研究発表

2017年12月6日から9日に神戸ポートアイランドで開催された2017年度生命科学系学会合同年次大会で2件の研究発表を行いました。
ポスター発表でしたが、すべて英語で作成しなくてはならず、学生は手こずっておりました。
良いのか悪いのかわかりませんがすごく質問が多かったようです。
まあ、学生にとってとても良い経験になったと思います。

発表タイトルは以下の通りです。

○池田祐生, 細見亮太, 前多隼人, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:Differential effect of cod protreins and tuna proteins on gut microbiota in obesity/diabetes obob mice.

○松堂杏菜, 細見亮太, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:Effect of Dietary Fatty Acid Composition on Gut Bacterial Flora in Rat.

修論発表まで、あと2ヶ月!これからも頑張って欲しいです!!

第33回氷温研究全国大会での発表

2017年11月15日に米子で行われた第33回氷温研究全国大会で食品化学研の福田君が発表をおこないました。150人の聴講者の前で堂々と発表を行っており、成長を感じました。

学会の看板

学会の発表タイトル

発表の様子

懇親会では、多岐にわたる分野の方と情報交換ができました。また、たくさんの氷温食品を食べることができ、とても良い機会になりました。

ISNFF2017で研究発表を行いました

2017年10月22日から10月25日の期間に開催された国際学会 The 10th International Conference and Exhibition on Nutraceuticals & Functional Foods(開催場所:群山, 韓国)に参加しました。日本家屋をはじめとし、日本式寺院など日本と関連の深い近代文化遺産が多く残っている地域です。

下記に演題名を示します。
R. Hosomi, Y. Ikeda, H. Maeda, M. Yoshida, K. Fukunaga. Differential effects of cod and tuna proteins on liver lipid accumulation in obesity/diabetes ob/ob mice
*Poster Award

発表ポスター

学会会場

日本式家屋(群山)

京岩洞レール村(群山)

ソウルのたこ焼き

プルコギ

2nd ACOS &第56回日本油化学会年会での研究発表

9月11日から13日に東京理科大学で開催された2nd ACOS &第56回日本油化学会年会で2件の研究発表を行いました。本大会はAsian Conference on Oleo Scienceとの合同開催でした。ポスター発表では海外の方からの質問もあり、学生にとってとても良い経験になりました。

発表タイトルは以下の通りです。

○谷崎俊文, 森翔平, 栗原秀幸, 高橋是太郎, 吉岡武也, 細見亮太, 福永健治:ホタテガイ副次産物由来油脂(ホタテオイル)の3 ヶ月間給餌による安全性および機能性の確認試験(ポスター)

○松堂杏菜, 細見亮太, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:摂取脂肪源の相違によるラットのステロイド組成および腸内細菌叢への影響(口頭)

東京理大

口頭発表

ポスター発表

少し羽を伸ばし、パンケーキを食べに行きました。

パンケーキ

日本食品科学工学会第64回大会での発表

2017年8月29日に日本大学生物資源学部(神奈川県)で行われた日本食品科学工学会第64回大会において研究発表をおこないました。また、食品加工に関する新しい情報を手に入れることができました。

発表タイトルは以下の通りです。

○福田 雄一,岸本友里恵,福間康文,細見亮太,吉田宗弘,福永健治:氷温域での熟成処理による豚肉の呈味成分および細菌数の変化

第34回日本微量栄養素学会学術集会

6月24日に本学で開催されたcに参加してきました。栄養化学・食品化学研究室あわせて4題の研究発表を行いました。

発表演題は次の通りです。

○大塚政志, 廣瀬侑太郞, 細見亮太, 老川典夫, 吉田宗弘:無機および有機セレン化合物曝露がシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の生長と遺伝子発現量に及ぼす影響

○大津浩平, 細見亮太, 福永健治, 吉田宗弘:セレン強化スプラウトの抗酸化性の評価, 第34回日本微量栄養素学会

○谷崎俊文, 山田紗百合, 細見亮太, 福永健治, 吉田宗弘:コンビニエンスストア弁当に含まれるリンの実測値と計算値の比較

○由上文子, 吉田宗弘, 津本真也, 斉悦, 細見亮太, 福永健治:低鉄飼料投与ラットにおけるマンガンの臓器蓄積

「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会主催 ポスターセッションへの出展

2017年6月13日に関西大学100周年記念会館で行われた「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会主催 ポスターセッションに、現在取り組んでいるホタテオイルと魚肉タンパク質の研究について出展いたしました。出展タイトルは以下の通りです。

「ホタテオイル・コンソーシアム」福永健治

「魚肉由来タンパク質摂取による健康機能性の解明」細見亮太