投稿者「MUNEHIRO YOSHIDA」のアーカイブ

第31回日本微量栄養素学会を開催しました

第31回の日本微量栄養素学会を本学の百周年会館で開催しました。学外からの多くの参加者があり盛況でした。合計で24の研究発表があり、私たちの研究室からも次の2件の発表を行いました。 学会のHPに講演要旨が掲載されています。

戸田裕子, 大塚 錬, 細見亮太, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治: ヘモグロビンの
給餌がラットの鉄および脂質代謝に及ぼす影響

須田理子, 宮内一匡, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治: 魚肉タンパク質がリン過
剰存在下におけるカルシウムの可溶性に及ぼす影響

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第68回日本栄養・食糧学会

第68回日本栄養・食糧学会が北海道江別市の酪農学園大学で開催されました。会期中は快晴で汗ばむぐらいの気候でした。食品の機能性に関する発表が大半であり、年々、私の研究内容との乖離を感じていますが、ミネラルに関する発表もあり、新たな情報を仕入れることもできました。

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当研究室の発表演題は次のとおりです。なお、食事摂取基準2015年版については厚労省のHPとリンクしています。

大塚 錬、細見亮太、西山利正、福永健治、吉田宗弘:ヘモグロビン粉末給餌によるラットの血清および肝臓脂質成分に及ぼす影響

吉田宗弘:ミネラルの食事摂取基準(シンポジウム「日本人の食事摂取基準(2015年版)の方向性:栄養学研究の役割と課題)

 

国際学会(105th AOCS Annual Meeting & Expo)に参加してきました(福永・細見)

2014年5月4日から7日までの4日間、アメリカのサンアントニオにおいて、第105回の国際学会(105th American Oil Chemists’ Society Annual Meeting & Expo)が開催されました。福永、細見が参加しました。今回は、日本油化学会(JOCS)との合同開催でした。
サンアントニオはアメリカ南部でメキシコに近いため、タコスなどのメキシコ料理屋が多く見られました。繁華街にはRIVER WALKという川岸にレストランやホテル、ショップが並び、一日通して活気がありました。涼しくなった夜に川岸で飲むビールは最高でした。

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AOCS

 

国際シンポジウム(Trace elements in foods (TEF)-5)に参加してきました(吉田)

2014年5月6日から9日までの4日間、デンマークのコペンハーゲンにおいて、第5回の国際シンポジウム(Trace elements in foods (TEF)-5)が開催されました。これまで、ポーランドのワルシャワ、ベルギーのブリュッセル、イタリアのローマ、イギリスのアバディーンで開催されてきたもので、私は皆勤しております。

デンマークは寿司が大流行で、寿司からヒントを得た”smushi”という寿司風オープンサンドイッチがありました。この店は有名な陶磁器メーカーであるRoyal Copenhagenの本店の横にあるカフェで店の名前はRoyal Smushiといいました。

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発表のタイトル、およびポスターの内容は次のとおりです。シンポジウムのポスター展示と懇親会風景もあわせてアップします。
Munehiro YOSHIDA,  Ayumi MUKAMA: Serum Iodine Concentration in Rats Fed High Iodine Diets: Comparison between Potassium Iodide and Iodine Contained in a Kombu (Saccharina sculpera).

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卒業研究・修士論文等の発表会が開催されました。

報告が遅れましたが、本研究室が属する生命・生物工学科の2013年度の卒業研究・修士論文等の発表会が2月19、20、24、25日に開催されました。
本研究室の発表は次のとおりでした。皆さん、ご苦労様でした。

修士論文
中川 幹人  タングステン投与がラットのモリブデン利用に及ぼす影響

修士中間発表
崔   懿    魚肉の低分子画分中セレンの有効性
斉   悦  中国産穀・豆類のモリブデンとマンガン濃度
野口伸之助  亜鉛過剰が他の微量ミネラルの組織濃度に及ぼす影響
六釜安祐実  高ヨウ素食を与えたラットの血清ヨウ素濃度
山川 裕久  クエン酸第二鉄を高用量長期間投与された成熟ラットの鉄蓄積
須田 理子    魚肉タンパク質がリン過剰存在下におけるカルシウムの可溶性に及ぼす影響
大塚  錬    ヘモグロビンの給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響

卒業論文
甲田 浩気  足爪セレン濃度に関する研究
高井 彩帆  亜鉛曝露が各種スプラウトの成育に及ぼす影響
西村 直恭  クエン酸第二鉄を高用量投与された成長期および成熟ラットの鉄蓄積
谷  洋佑  昆虫の体脂肪酸組成
植野 将大  関西大千里山キャンパスのチョウ類群集の経年変化
笠崎  舞    塩基性タンパク質の給餌がラットの肝臓脂肪酸代謝に及ぼす影響
戸田 裕子    ヘモグロビンの給餌がラットの血清および肝臓脂質成分に及ぼす影響
光井  萌    魚肉タンパク質による糖質分解酵素阻害活性の評価
宮内 一匡    プロタミンがリン過剰存在下におけるカルシウムの可溶性に及ぼす影響
河田有梨江    豚肉の氷温熟成処理による脂質成分および性状の変化
小池 陽介    氷温ジェルアイス貯蔵による魚介類脂質成分の劣化抑制効果
庄子 昌克    菜種を酵素原とした機能性リン脂質の合成

 

4月1日から食品工学研究室は食品化学研究室(福永)と栄養化学研究室(吉田)に分かれます

4月1日から食品工学研究室は食品化学研究室(福永)と栄養化学研究室(吉田)に分かれます。これに伴い、4年生の特別研究の配属先も分かれます。ただし、研究と教育はこれまでどおり一体で行っていきたいと思います。研究スペース、機器・設備、試薬などは共有し、動物実験なども協力して行っていきます。

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第2回低温・氷温研究会において、大学院生が優秀賞をいただきました。

平成26年3月1日に米子市で開催された第2回低温・氷温研究会において、M1の大塚 錬さん、4年生で大学院進学予定の西村直恭さん、宮内一匡さんが発表を行いました。この中で、「氷温熟成処理における豚ロース皮下脂肪部の組織学的変化」という演題を発表した大塚さんに優秀賞が与えられました。
なお、この研究会では、昨年も当時4年生(現在M1)の野口伸之介さんが優秀賞を獲得しています。

発表演題は次のとおりです。

西村直恭, 河田有梨江, 細見亮太, 福間康文, 吉田宗弘, 福永健治:氷温熟成処理に
よる豚肉の脂肪融点低下効果維持期間の検討

宮内一匡, 小池陽介, 細見亮太, 福間康文, 吉田宗弘, 福永健治:氷温ジェルアイス
を用いた魚介類貯蔵中の脂質酸化的劣化度の評価

大塚錬, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:氷温熟成処理における豚ロース皮下脂肪部
の組織学的変化

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