2015年11月28日-29日に関西大学千里山キャンパス(大会実行委員長:関西大学化学生命工学部 吉田宗弘教授)において、第27回日本環境動物昆虫学会年次大会が行われました。食品化学研究室の学生も運営のお手伝いしました。シンポジウムにおいて昆虫食に関する新しい情報を得ることができました。栄養化学研究室から1件ポスター発表を行いました。タイトルは以下の通りです。
○林佳奈子、細見亮太、吉田宗弘:セミおよびバッタ類の脂肪酸組成
学部4回生の発表でしたが、堂々と対応しておりました。お疲れさまでした。
11月22日〜25日に韓国のソウルで行われたThe 6th International Conference on Food Factors (ICoFF2015)でポスター発表を行いました。
○R. Hosomi, K. Miyauchi, H. Arai, T. Nishiyama, M. Yoshida, K. Fukunaga: Salmon protamine decreases serum and liver lipid contents by inhibiting lipid absorption in an in vitro gastrointestinal digestion model and in rats.
今年度2回目の国際学会でした。ソウルの気温は関西よりも低く、街も一足早くクリスマスモードでした。焼き肉とトッポギの写真をUPします。
10月21日に米子で行われた第31回氷温研究全国大会への参加してきました。本大会は氷温技術を利用した製品・商品開発を発表する実用化事例と氷温域での食品の諸現象を解明する学術研究との大きく二つのテーマに分けて行われています。本研究室からは下記のテーマについて発表を行いました。
○細見亮太, 福間康文, 吉田宗弘, 福永健治:氷温熟成豚肉の脂肪融点と呈味成分との関係
学会会場の様子です。
また懇親会で提供された食事はすべて氷温技術を利用した食品が使用されており、とても興味深かったです。
ホテルのバイキングで出た鳥取の郷土料理の「ののこめし」です。油揚げの中に生米、生野菜を詰め、だし汁でじっくりと炊き上げた料理です。とてもふっくら仕上がっており美味しいです。
8月27日から29日に京都大学農学部で開催された日本食品科学工学会第62回大会に参加しました。共同研究を合わせ3題の研究発表を行いました。
発表演題は次の通りです。
○戸田裕子, 福田麻理, 細見亮太, 前多隼人, 吉田宗弘, 福永健治:白身および赤身魚由来タンパク質の給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響
○光井 萌, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:魚肉タンパク質給餌によるラットの血糖値上昇抑制効果
前多隼人, ○福田麻理, 戸田裕子, 小泉光可, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:種類の異なる魚肉タンパク質の投与による肥満モデルマウスの脂質代謝に対する効果
また帰りには、メキシコ料理で打ち上げしました!美味しかったです。
5月30日に京都で開催された第32回日本微量栄養素学会学術集会に参加してきました。栄養化学・食品化学研究室あわせて5題の研究発表を行いました。また喜ばしいことに修士1年の廣瀬侑太郎君が優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!
発表演題は次の通りです。
○廣瀬侑太郎, 崔 懿, 山川裕久, 細見亮太, 福永健治, 吉田宗弘:マグロ血合肉の低分子画分に含まれるセレンの栄養有効性
○宮内一匡, 須田理子, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:ラット臓器のリンおよびカルシウム濃度に及ぼすポリリン酸過剰摂取の影響
○戸田裕子, 佐藤達喜, 細見亮太, 春松 槙, 福田 卓, 松田芳和, 吉田宗弘, 福永健治:カキ肉廃棄物から抽出した脂質の摂取によるラットの肝臓中性脂質濃度低下効果
○高井彩帆, 細見亮太, 福永健治, 吉田宗弘:亜鉛の過不足によるカイワレダイコンの遺伝子発現量の変化
2015年5月3日から6日までの4日間、アメリカのオーランドにおいて開催された国際学会(106th AOCS Annual Meeting and Industry Showcases)に参加しました。オーランドはディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークが多く立地しているアメリカの観光都市になっております。
前年度に引き続き英語での口頭発表でしたが、英語の難しさ・大事さを痛感させられた結果となりました。他の研究発表において脂肪酸の生体内輸送に関する新たな情報を仕入れることが出来ました。
R. Hosomi, K. Miyauchi, K. Fukunaga, Y. Inoue, T. Nagao, M. Yoshida, and K. Takahashi.
Effect of Dietary Lysophospholipids Containing n-3PUFAs on Serum and Liver Lipids Contents in Rats.
平成27年2月28日に米子市で開催された第三回低温・氷温研究会において、研究発表を行いました。氷温食品に関する数少ない研究発表の場であり、とても貴重な情報を得ることが出来ました。卒論・修士中間発表を終えて間もない日程でしたが、学生さんにとっては良い経験になったと思います。またおいしい海鮮丼もいただきました。
発表演題は次のとおりです。
○宮内一匡,難波江史恵,大塚錬,福間康文,細見亮太,吉田宗弘,福永健治:ナノ窒素海水ジェルアイス貯蔵のマアジ鮮度保持効果の評価
○戸田裕子,山本夏穂,大塚錬,福間康文,細見亮太,吉田宗弘,福永健治:氷温熟成処理が豚肉のタンパク質および核酸成分に及ぼす影響
○岡田舞子,黒木克翁,田村文男,細見亮太,吉田宗弘,福永健治:ナシ属植物の葉および枝の脂肪酸組成の季節変動