研究室の近況」カテゴリーアーカイブ

台湾、タイ、マレーシアの大学との合同シンポジウムのために台湾高雄の正修科技大学に行ってきました

8月18日から21日まで台湾高雄市の正修科学技術大学に行ってきました。関西大学、正修科学技術大学、タイのチュラロンコン大学とタマサート大学、およびマレーシア科学大学の理工系大学院は合同でシンポジウムを開催しており、今回は9回目でした。関西大学からは教員と学生が合計60名以上参加しました。
関西大学の大学院生の多くは、これが初めての国際シンポジウムの発表でした。ポスター発表であっても2分間は聴衆の前で英語での講演が要求されており、ほとんどの人は緊張した表情で発表していました。グローバル化の一環として毎年実施している国際シンポジウムですが、今回は正修科学技術大学の先生方のおかげで非常に充実した催しでした。

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(左)来年、シンポジウムを開催するタイのチュラロンコン大学へシンポジウムの旗が受け継がれました。
(右)バンケットでは正修科学技術大学の学生たちが様々なダンスをしてくれました。

下の写真の右側は高雄の港の夜景

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第25回日本微量元素学会学術集会

7月の3日と4日に岡山大学で開催された第25回日本微量元素学会学術集会に参加してきました。一般講演ではかなり活発なディスカッションが行われていました。研究室からの発表も無事に済ませることが出来ました。発表演題は次のとおりです。

野口伸之助、吉田宗弘:亜鉛過剰投与が臓器中微量元素濃度に及ぼす影響

吉田宗弘、中川幹人:タングステン投与ラットにおける実験的低モリブデン状態(シンポジウム:栄養学における微量元素)

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JMOOC gaccoのPV撮影

JMOOC (Japan Massive Open Online Courses: 日本の多くの開かれたインターネット上の大学講座)のサイトであるgaccoに関西大学化学生命工学部がコンテンツを提供することになりました。実際の講義は、化学物質工学科の上田正人先生、石川正司先生、岩﨑泰彦先生、生命生物工学科の河原秀久先生にしていただくのですが、学部長という立場であるために、PV (Promotion Video) において進行役を担当することになりました。その撮影が、先ほど学部長室で無事に終了しました。中身となる4つの講義は「安心できる未来の鍵を握る金属材料・無機材料」「分子を設計する・分子レベルで考える蓄電技術でエネルギー問題へ挑戦」「化学の力で先端医療を支える」「多彩な生命科学・基礎と応用」です。インターネット上での公開は今年の秋になります。講義は申し込み制ですが、PVは誰でも見ることができます。今は「準備中」となっていますが、秋にはPVの中で進行役を務める私の姿をご覧いただけると思います。興味ある方はここをクリックしてください。

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第31回日本微量栄養素学会を開催しました

第31回の日本微量栄養素学会を本学の百周年会館で開催しました。学外からの多くの参加者があり盛況でした。合計で24の研究発表があり、私たちの研究室からも次の2件の発表を行いました。 学会のHPに講演要旨が掲載されています。

戸田裕子, 大塚 錬, 細見亮太, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治: ヘモグロビンの
給餌がラットの鉄および脂質代謝に及ぼす影響

須田理子, 宮内一匡, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治: 魚肉タンパク質がリン過
剰存在下におけるカルシウムの可溶性に及ぼす影響

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第68回日本栄養・食糧学会

第68回日本栄養・食糧学会が北海道江別市の酪農学園大学で開催されました。会期中は快晴で汗ばむぐらいの気候でした。食品の機能性に関する発表が大半であり、年々、私の研究内容との乖離を感じていますが、ミネラルに関する発表もあり、新たな情報を仕入れることもできました。

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当研究室の発表演題は次のとおりです。なお、食事摂取基準2015年版については厚労省のHPとリンクしています。

大塚 錬、細見亮太、西山利正、福永健治、吉田宗弘:ヘモグロビン粉末給餌によるラットの血清および肝臓脂質成分に及ぼす影響

吉田宗弘:ミネラルの食事摂取基準(シンポジウム「日本人の食事摂取基準(2015年版)の方向性:栄養学研究の役割と課題)

 

国際学会(105th AOCS Annual Meeting & Expo)に参加してきました(福永・細見)

2014年5月4日から7日までの4日間、アメリカのサンアントニオにおいて、第105回の国際学会(105th American Oil Chemists’ Society Annual Meeting & Expo)が開催されました。福永、細見が参加しました。今回は、日本油化学会(JOCS)との合同開催でした。
サンアントニオはアメリカ南部でメキシコに近いため、タコスなどのメキシコ料理屋が多く見られました。繁華街にはRIVER WALKという川岸にレストランやホテル、ショップが並び、一日通して活気がありました。涼しくなった夜に川岸で飲むビールは最高でした。

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国際シンポジウム(Trace elements in foods (TEF)-5)に参加してきました(吉田)

2014年5月6日から9日までの4日間、デンマークのコペンハーゲンにおいて、第5回の国際シンポジウム(Trace elements in foods (TEF)-5)が開催されました。これまで、ポーランドのワルシャワ、ベルギーのブリュッセル、イタリアのローマ、イギリスのアバディーンで開催されてきたもので、私は皆勤しております。

デンマークは寿司が大流行で、寿司からヒントを得た”smushi”という寿司風オープンサンドイッチがありました。この店は有名な陶磁器メーカーであるRoyal Copenhagenの本店の横にあるカフェで店の名前はRoyal Smushiといいました。

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発表のタイトル、およびポスターの内容は次のとおりです。シンポジウムのポスター展示と懇親会風景もあわせてアップします。
Munehiro YOSHIDA,  Ayumi MUKAMA: Serum Iodine Concentration in Rats Fed High Iodine Diets: Comparison between Potassium Iodide and Iodine Contained in a Kombu (Saccharina sculpera).

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