平成28年5月13日から15日に武庫川女子大学で行われた日本栄養・食糧学会大会において研究発表をおこないました。
発表タイトルは以下の通りです。
○細見亮太, 戸田裕子, 前多隼人, 吉田宗弘, 福永健治:白身および赤身魚由来タンパク質給餌の違いがラットのコレステロール代謝に及ぼす影響
2016年5月1日から4日までの4日間、アメリカのソルトレイクシティにおいて開催された107th AOCS Annual Meeting and Expoに参加しました。ソルトレイクシティは2002年に冬季オリンピックが開催されたことでなじみ深い町です。近くには巨大な塩水湖(グレートソルトレイク)があり、自然の雄大さを感じることができました!
発表演題は以下の通りです。例年に比べて質問が多かったです。脳へのDHA輸送に関した内容がトピックだったのかも知れません。
R. Hosomi, K. Miyauchi, K. Fukunaga, T. Nagao, K. Sugimto, M. Yoshida, K. Takahashi. Effect of Dietary Lysophosphatidylcholine Containing n-3 PUFAs on Lipid Contents and Fatty Acid Compositions in the Serum and Brain of Rats.

テンプル・スクエア

グレートソルトレイク

ユタ州議事堂

発表ポスター
2016年2月18日に修士論文発表会、23日に卒業研究発表会、同じく23日に修士中間報告発表会が開催されました。皆さんどうもご苦労様でした。
栄養化学研究室
– 卒業研究 –
津本 真也 低鉄状態はマンガン過剰摂取のリスクを高めるか
北川 怜子・下川 真由子
あ 亜セレン酸とセレノメチオニンの有効性に及ぼす投与期間の影響
由上 文子 生およびローストした牛肉に含まれる鉄とセレンの栄養有効性
林 佳奈子 昆虫の脂肪酸組成と食草・樹の脂肪酸組成の比較
玉井 良旺 スズメパチに含まれるエネルギーと栄養素量
– 修士中間報告 –
廣瀬侑太郞 セレン曝露によるシロイヌナズナの遺伝子発現レベルの変化
– 修士論文 –
高井 彩帆 亜鉛の過不足がカイワレダイコンスプラウトの亜鉛濃度と遺伝子発現量に及ぼす影響
西村 直恭 牡嬬肉エキスおよび醗酵黒大豆飲料がラットの肝臓脂質成分に及ぼす影響
食品化学研究室
– 卒業研究 –
神原 誠太 コレステロール負荷ラット肝臓脂質に及ぼす白身魚および赤身魚由来タンパク質給餌 の影響
松堂 杏菜 脂肪源の相違がラットの糞中ステロイド組成に及ぼす影響
林 理恵子 ドコサヘキサエン酸結合リゾフォスファチジルコリンの給餌がラットの臓器の脂肪酸 組成に及ぼす影響
西岡 拓真 菜種を酵素源とする、機能性リン脂質の合成
田島 史絵 市販コーヒー中のリン含有量の実態調査
中澤知奈美 食餌性リン酸塩の化学形態およびリン濃度がラットのミネラル出納に及ぼす影響
柳井 美穂 ヘム鉄および硫酸鉄の投与による鉄栄養有効性の相違
仲 勇樹 氷温熟成豚肉の脂質の性状評価
坂上 貴彦 ナノ窒素海水ジェルアイスによるマサバの鮮度保持効果
木谷 佳奈 スミレ中に含まれるツマグロヒョウモンの摂食及び産卵誘因物質の検討
– 修士論文 –
宮内 一匡 イカ加工副次産物由来部分加水分解リン脂質の給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響
光井 萌 魚肉タンパク質給餌によるラットの血糖値上昇抑制効果
戸田 裕子 白身魚および赤身魚タンパク質の給餌が正常ラットおよび肥満マウスの脂質代謝に及 ぼす影響
2015年11月29日から12月2日の4日間に渡って京都市左京区の国立京都国際会館で開催された第5回世界工学会議(World Engineering Conference & Convention 2015 ,WECC)に参加し、氷温研究所と共同で進めているナノ窒素海水ジェルアイス貯蔵による魚介類の鮮度保持期間の延長効果に関する研究の成果をポスター発表しました。
R. Hosomi, Y. Fukuma, A. Yamane, M. Yoshida, K. Fukunaga: Hypoxic Gel Ice Storage Extends the Shelf Life for Marine Species Compared with Block Ice Storage
企業ブースではTOYOTA社のMIRAIの展示など、モーターショーを思わせる煌びやかな空間が広がっていました。