2018年8月6日に関西大学の梅田キャンパスKANDAI Me RISEで行われた2018年度関西四私大生命科学公開研究会の学生によるポスターセッションで、食品化学研究室のM2が発表を行いました。
◎大塚政志, 細見亮太, 福永健治, 吉田宗弘:アブラナ科植物におけるセレン化合物蓄積の違い
◎谷崎俊文, 杉本光輝, 清水栄人, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:ホタテ貝副次産物由来オイル(ホタテオイル)の摂取がⅡ型糖尿病/肥満モデルマウスの肝臓リン脂質脂肪酸組成に及ぼす影響
6月9日に京都で開催された第35回日本微量栄養素学会学術集会に参加し、3題の研究発表を行いました。発表演題は次の通りです。
○大塚政志, 細見亮太, 老川典夫, 福永健治, 吉田宗弘:亜セレン酸ナトリウムおよびセレノ-L-メチオニン曝露におけるシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の遺伝子発現量の網羅的解析
○池田祐生, 細見亮太, 松田芳和, 新井博文, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:カキ肉エキスの給餌によるラットの盲腸内細菌叢の変化
○吉田宗弘, 柴田美由紀, 重田怜於奈:人工消化試験におけるランタンのリン吸着効果に及ぼす食事組成の影響
また、学内共同研究についても、1題発表していただきました。
要旨は、http://www.jtnrs.com/に掲載されております。
夜は、懇親会で美味しいお肉料理を食べた後、おしゃれなフランス料理店でのんびり過ごしました。
2018年5月6日から5月9日の期間に開催された国際学会2018 American Oil Chemists’ Society Annual Meeting and Expo(開催場所:ミネアポリス, アメリカ)に参加しました。ミネアポリスはデルタ航空のハブ空港になっており、羽田から直行便があり。移動は比較的楽ちんでした。
下記に演題名を示します。
R. Hosomi, A. Matsudo, T. Shimono, S. Kanda, T. Nishiyama, K. Fukunaga, M. Yoshida. Dietary Fat Influences the Composition of Bacteria and its Metabolites in Cecum of Rat.
*Health and Nutrition Division Best Overall Poster Award
2018年3月3日に米子市で開催された第六回低温・氷温研究会において、4題の研究発表を行いました。この中で、「氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響」という演題を発表した福田君に優秀発表賞が与えられました。おめでとうございます。
○福田雄一、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響
○池田祐生、細見亮太、吉田宗弘、福永健治:熟成方法の違いによる牛肉中の微生物群集の比較
○古川英和、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:冷凍水産物の超氷温ジェルアイスを用いた解凍後の脂質過酸化指標の評価
○杉本光輝、細見亮太、福間康文、吉田宗弘、福永健治:長期熟成牛肉中の呈味成分および脂質過酸化指標の変化
2018年2月16日に修士論文発表会、19-20日に卒業研究発表会、同じく20日に修士中間報告発表会が開催されました。皆さんどうも一年間ご苦労様でした。
卒業および修了する学生さん、これから社会で活躍されることを期待しております。
★栄養化学研究室☆
– 卒業研究 –
佐藤 盾太 エネルギー分散型蛍光X線分析装置を用いた食品中微量元素の定量
吉川采也加 老齢ラットの臓器中微量元素濃度
山岡 彩 鉄源としてのスクロオキシ水酸化鉄の有効性
西浦 駿将 スクロオキシ水酸化鉄を大量投与したラットの臓器中鉄濃度
山口 由貴 低マンガン食摂取がマンガン含有酵素活性に及ぼす影響
生野 淳大 ラットにおける乳糖摂取がカルシウム吸収に及ぼす影響
永松 秀麻 とろろ昆布摂取後の尿中ヨウ素排泄
– 修士中間報告 –
大津 浩平 カイワレダイコンスプラウトにおいてセレン曝露に伴って生成する化合物の検索
– 修士論文 –
由上 文子 鉄摂取量が成長期ラットの鉄吸収メカニズムに与える影響
☆食品化学研究室★
– 卒業研究 –
北浦 大樹 エネルギー分散型X線分析を用いた油脂中のリン脂質の定量方法の検討
中井 美裕 ホタテ油脂の細菌復帰突然変異試験による安全性評価
諏訪さやか ホタテ油脂のマウスを用いた赤血球小核試験による安全性評価
森下 和英 ホタテ貝副次産物を原料とした脂質のラットを用いた安全性評価
槌谷 佳純 ホタテ油脂の給餌がラットの血清及び血球の脂肪酸組成に及ぼす影響
杉本 光輝 ホタテ油脂の給餌がラットの血清及び肝臓脂質含量に及ぼす影響
永石 彩音 イコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸エチルエステルの給餌が ラットのステロイド代謝に及ぼす影響
鈴置 尚平 マウス大腸癌病変の発現におよぼすマグロ血合い肉給餌の影響
菊 裕亮 アカモク及びメカブ由来フコイダンの摂取によるラットの盲腸ステロイド及び 短鎖脂肪酸組成に及ぼす影響
矢上 舞 白身魚および赤身魚肉由来タンパクの加熱、非加熱時における消化性、 消化酵素阻害活性の比較
安田 鼓都 重合度の異なるリン酸塩含有餌料の人工消化によるカルシウム可溶性の変化
小林しのぶ 重合リン酸塩の摂取がラットのカルシウム及びリンの出納に及ぼす影響
岩倉 新菜 亜セレン酸およびセレノメチオニン曝露によるシロイヌナズナ (Arabidopsis thaliana)の発現遺伝子の網羅的解析
青木 千周 氷温熟成下における牛肉のアミノ酸および核酸濃度の変化
井上祥一郎 氷温熟成牛肉の脂肪酸組成の比較
藤原 大輔 熟成方法の違いによる牛肉の脂質過酸化指標および一般生菌数に及ぼす影響
古川 英和 冷凍水産物の超氷温ジェルアイスを用いた解凍後の脂質過酸化指標の評価
益本 英幸 加味逍遙散・補中益気湯・女神散・温経湯・加味帰脾湯を用いたRAW264細胞・ 骨粗鬆症モデルマウスの破骨細胞に及ぼす骨吸収能の変化の評価
– 修士中間報告 –
池田 祐生 肥満/Ⅱ型糖尿病ob/obマウスの盲腸細菌叢および脂質代謝に与える魚肉由来 タンパク質摂取の影響
谷﨑 俊文 ホタテ副次産物を原料とした食品規格を満たす油脂の開発
大塚 政志 無機及び有機セレン化合物曝露シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)における セレン代謝物の同定
福田 雄一 氷温域での熟成処理が豚肉の一般生菌数および呈味成分生成に及ぼす影響
– 修士論文 –
中澤知奈美 重合度の異なるリン酸塩の摂取が腎石灰化およびカルシウム、リン出納に与える 影響
松堂 杏菜 摂取脂肪酸の相違がラットの盲腸内細菌叢、ステロイドおよび短鎖脂肪酸組成に 及ぼす影響
2017年12月6日から9日に神戸ポートアイランドで開催された2017年度生命科学系学会合同年次大会で2件の研究発表を行いました。
ポスター発表でしたが、すべて英語で作成しなくてはならず、学生は手こずっておりました。
良いのか悪いのかわかりませんがすごく質問が多かったようです。
まあ、学生にとってとても良い経験になったと思います。
発表タイトルは以下の通りです。
○池田祐生, 細見亮太, 前多隼人, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:Differential effect of cod protreins and tuna proteins on gut microbiota in obesity/diabetes obob mice.
○松堂杏菜, 細見亮太, 下埜敬紀, 神田靖士, 西山利正, 吉田宗弘, 福永健治:Effect of Dietary Fatty Acid Composition on Gut Bacterial Flora in Rat.
修論発表まで、あと2ヶ月!これからも頑張って欲しいです!!