研究室の近況」カテゴリーアーカイブ

FESTEM6に参加しました

2016年5月26日から28日までイタリアのシチリア島のカターニアで開催された第6回欧州微量元素ミネラル学会に参加してきました。シチリア島は日差しが強くすっかり日焼けしてしまいました。街の中には魚を中心とした市場がありました。また途中ミラノにも立ち寄りました。

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                  ミラノのドウーモ           最後の晩餐

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連日のシーフード                              ポスターの前で

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA       市場風景(カタツムリが売られていました)

発表演題は次のとおりです。
M. Yoshida, A. Mukama: Effect of Soybean Meal Feeding on Tissue Accumulation of Iodine in Rats Administered Edible Kelp (Kombu)

第70回日本栄養・食糧学会に参加しました

平成28年5月13日から15日に武庫川女子大学で行われた日本栄養・食糧学会大会において研究発表をおこないました。

発表タイトルは以下の通りです。

○細見亮太, 戸田裕子, 前多隼人, 吉田宗弘, 福永健治:白身および赤身魚由来タンパク質給餌の違いがラットのコレステロール代謝に及ぼす影響

107h AOCS Annual Meeting and Expoに参加しました

2016年5月1日から4日までの4日間、アメリカのソルトレイクシティにおいて開催された107th AOCS Annual Meeting and Expoに参加しました。ソルトレイクシティは2002年に冬季オリンピックが開催されたことでなじみ深い町です。近くには巨大な塩水湖(グレートソルトレイク)があり、自然の雄大さを感じることができました!

発表演題は以下の通りです。例年に比べて質問が多かったです。脳へのDHA輸送に関した内容がトピックだったのかも知れません。

R. Hosomi, K. Miyauchi, K. Fukunaga, T. Nagao, K. Sugimto, M. Yoshida, K. Takahashi. Effect of Dietary Lysophosphatidylcholine Containing n-3 PUFAs on Lipid Contents and Fatty Acid Compositions in the Serum and Brain of Rats.

テンプル・スクエア

テンプル・スクエア

グレートソルトレイク

グレートソルトレイク

ユタ州議事堂

ユタ州議事堂

発表ポスター

発表ポスター

弘前大学で実験を行いました

2016年2月29日〜3月2日に、福永教授と細見助教で弘前大学農学生命科学部に訪問し、実験のお手伝いに行きました。共同研究を行っている前多先生とは10年以上のお付き合いをしております。久々に研究の打ち合わせを行い、充実した時間を過ごすことができました。S__9642009

弘前は大雪であり、北国の恐ろしさを体験しました。
前日まで雪はほとんどなかったのに、一晩でこれだけ積もりました。

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第四回低温・氷温研究会で発表しました

2016年2月27日に米子市で開催された第四回低温・氷温研究会で研究発表を行いました。M0生の初めての学会発表となり、良い経験になったと思います。

次の日は昨年国宝に認定された松江城を観光しました。

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発表演題は次のとおりです。

○松堂杏菜, 坂上貴彦, 福間康文, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:ナノ窒素海水ジェルアイスを用いたマサバ貯蔵中の鮮度指標の変化

○中澤知奈美, 仲勇樹, 福間康文, 細見亮太, 吉田宗弘, 福永健治:氷温熟成豚肉の皮下脂肪部から抽出した脂質の性状評価

2015年度卒業研究・修士論文・修士中間報告発表会

2016年2月18日に修士論文発表会、23日に卒業研究発表会、同じく23日に修士中間報告発表会が開催されました。皆さんどうもご苦労様でした。

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栄養化学研究室
– 卒業研究 –
津本 真也 低鉄状態はマンガン過剰摂取のリスクを高めるか
北川 怜子・下川 真由子
     亜セレン酸とセレノメチオニンの有効性に及ぼす投与期間の影響
由上 文子 生およびローストした牛肉に含まれる鉄とセレンの栄養有効性
林 佳奈子 昆虫の脂肪酸組成と食草・樹の脂肪酸組成の比較
玉井 良旺 スズメパチに含まれるエネルギーと栄養素量

– 修士中間報告 –
廣瀬侑太郞 セレン曝露によるシロイヌナズナの遺伝子発現レベルの変化

– 修士論文 –
高井 彩帆 亜鉛の過不足がカイワレダイコンスプラウトの亜鉛濃度と遺伝子発現量に及ぼす影響
西村 直恭 牡嬬肉エキスおよび醗酵黒大豆飲料がラットの肝臓脂質成分に及ぼす影響

食品化学研究室
– 卒業研究 –
神原 誠太 コレステロール負荷ラット肝臓脂質に及ぼす白身魚および赤身魚由来タンパク質給餌      の影響
松堂 杏菜 脂肪源の相違がラットの糞中ステロイド組成に及ぼす影響
林 理恵子 ドコサヘキサエン酸結合リゾフォスファチジルコリンの給餌がラットの臓器の脂肪酸      組成に及ぼす影響
西岡 拓真 菜種を酵素源とする、機能性リン脂質の合成
田島 史絵 市販コーヒー中のリン含有量の実態調査
中澤知奈美 食餌性リン酸塩の化学形態およびリン濃度がラットのミネラル出納に及ぼす影響
柳井 美穂 ヘム鉄および硫酸鉄の投与による鉄栄養有効性の相違
仲  勇樹 氷温熟成豚肉の脂質の性状評価
坂上 貴彦 ナノ窒素海水ジェルアイスによるマサバの鮮度保持効果
木谷 佳奈 スミレ中に含まれるツマグロヒョウモンの摂食及び産卵誘因物質の検討

– 修士論文 –
宮内 一匡 イカ加工副次産物由来部分加水分解リン脂質の給餌がラットの脂質代謝に及ぼす影響
光井 萌  魚肉タンパク質給餌によるラットの血糖値上昇抑制効果
戸田 裕子 白身魚および赤身魚タンパク質の給餌が正常ラットおよび肥満マウスの脂質代謝に及      ぼす影響

第20回関西大学先端科学技術シンポジウムで発表しました

2016年1月21-22日に関西大学で開催された第20回関西大学先端科学技術シンポジウムに参加しました。今回は鳥取大学との共同研究の成果を発表しました。関大での開催であったため研究室の学生さんも発表を聴講しました。

○細見亮太, 黒木克翁, 田村文男, 吉田宗弘:次世代シーケンサーを用いたトランスクリプトーム解析によるナシ花粉の脂肪酸合成機構の解明

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第4回ネイチャー・インダストリー・アワードで発表しました

2015年12月4日に大阪科学技術センターで開催された第4回ネイチャー・インダストリー・アワードに参加し、水産物由来タンパク質の脂質代謝改善効果に関する技術シーズを発表しました。他の発表では、昆虫や動物の特殊な性質を製品やセンサーに活かす技術開発に関する発表が多く見られ、とても興味深かったです。

細見亮太、吉田宗弘、福永健治:海洋生物由来の筋肉タンパク質摂取による血清コレステロール濃度低下作用機序の解明
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WECC2015世界工学会議で研究発表しました

2015年11月29日から12月2日の4日間に渡って京都市左京区の国立京都国際会館で開催された第5回世界工学会議(World Engineering Conference & Convention 2015 ,WECC)に参加し、氷温研究所と共同で進めているナノ窒素海水ジェルアイス貯蔵による魚介類の鮮度保持期間の延長効果に関する研究の成果をポスター発表しました。

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R. Hosomi, Y. Fukuma, A. Yamane, M. Yoshida, K. Fukunaga: Hypoxic Gel Ice Storage Extends the Shelf Life for Marine Species Compared with Block Ice Storage

企業ブースではTOYOTA社のMIRAIの展示など、モーターショーを思わせる煌びやかな空間が広がっていました。

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